古いもののお話 Vol.5 食卓と古道具

  私たちの暮らしの中で、とても身近な古道具と言えば「食器」ではないでしょうか。

 

 我が家は古道具屋なので、食卓に並ぶ食器も自然と年月を経たものが多くなります。

漆のお椀、絵付けのお皿、豆皿、ぐい呑み・・・。

ちゃぶ台の上に並べたら、いつの時代の食卓かしら?と思う時もあります。

決して平成の食卓の風景ではありません。

 

写真にある絵付けのお皿。

ひとつひとつ歪んでいて、色もまちまち、色がかすれているところもあります。

そして、重い。運ぶのも、洗うのも、拭くのも一苦労。

技術の進歩は、軽さへの進化とも言う言葉にもうなずけます。

 

なんとも重く、ゆがみのある不器用な印象の印判のお皿。

それなのに、料理を盛り付ける時に自然と手に取ってしまうのは、何故でしょう。

 

痛みも、汚れも、歪みも、何とも不思議なこの魅力。

 

Photo & Text / Chie ENDO

 

 

 

 

 

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